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蓮の花(鉢植え)

鉢植え蓮の植替え方法

田島蓮園では、レンコンを食べる品種の蓮「ロータスホワイト」の他にも、蓮の花を鑑賞するための色々な品種を鉢で育てています。

鉢で蓮を育てる場合、毎年放っておくとどんどん鉢の中にレンコンができて根詰まりしてしまいます。なので、鉢で育てる場合に必要なのが、3月末頃に行う植え替え作業になります。

鉢植えの蓮は、基本的に花が散った後も春まで水を張ったまま管理します。翌年3月末頃になったら、植え替え作業を行います。今回は田島蓮園で行っている鉢植えの蓮の植え替え作業について手順をご紹介します。

①鉢の水を捨てて、泥を一旦外に取り出す。

水分を含んだ泥はとっても重たいので、腰を痛めないように気を付けて鉢をひっくり返してください。※私たちは2人がかりで作業しました!!

②芽を折らないように種レンコンを取り出す。

鉢から取り出した泥は、細かい根が張り巡らされていてとっても固いですが、レンコンを取り出すために泥をほぐしておきます。写真のように、指くらいの太さのレンコン(品種によってレンコンの大きさに違いがあります)があったら、芽を折らないように取り出しましょう。品種によって違いはありますが、だいたい2~3本以上は種レンコンとして植えつけが可能です。レンコン以外の残渣は根詰まりの原因となりますので、取り除いておきます。

③土を鉢に戻し、レンコンを植える

土を鉢に戻し、減った分は新しい土を足します。そして、レンコンが植えられる深さを手で掘っておきます。そこに、レンコンの先端の新芽が斜め下になるようにしてレンコンを置き、芽を折らないように上から泥をかぶせます。レンコンの尻尾(芽の反対側)が水面から出るように、角度をつけて植えるとよいでしょう。植えつけるレンコンは1つの鉢に1本までにしたほうが生育が良いです。余った場合は、別の鉢に植えましょう。

④水を張って完成!

最後に、鉢に水を入れます。泥から大体5cm~10cmくらいの高さまで水を入れればOKです。種レンコンの芽と反対方向の尻尾のような部分は、水から出してあげるようにしましょう。こうすると、種レンコンが呼吸できるので生育に良いそうです。あとは水を切らさないようにまめに水を入れてあげて夏まで過ごします。夏はあっという間に水が不足してしまうので、水切れに注意してくださいね。

こうして植え替え作業をすることで、鉢植えの蓮の花も毎年きれいに花を咲かせることができます。もし、鉢が何個かあれば、植え替え作業で余ったレンコンを植えて増やすこともできますよ!鉢での栽培だと毎年2~3本はレンコンを取り出せるので、自分で増やすことができます。ぜひ蓮の鉢植え、挑戦してみてくださいね。

田島蓮園でも鉢植え用の蓮の種レンコンを販売できるよう、ひそかに準備中です!乞うご期待!!

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