6月もあっという間に終わってしまいそうですね!
田島蓮園では、日々勢いを増す草たちをひたすら刈りつつ、咲き始めた美しい蓮の花に癒される毎日です。
スーパーで売っている蓮根からはなかなか想像つかないですが、蓮根は「蓮」の地下茎なので、もちろん蓮の花が咲きます!食べられる野菜で、ここまで美しく咲く花は蓮以外に無いですよね!そんなわけで、今回は蓮の花が咲くまでの蓮根の生育をまとめたストーリーをご紹介いたします。
4月末頃~ 新芽が伸びる

まず芽が伸びて、水面に達すると葉っぱが広がります。最初は「浮き葉」といって、水面に葉っぱが浮かびます。なんとなくスイレンに似ていますが、スイレンとの違いはズバリ、「切れ込みの有無」!スイレンは葉っぱに切れ込みがありますが、蓮にはありません。

5月半ば頃~ 立ち葉が出てくる

浮き葉だけだったのが、水面よりさらに上に伸びて「立ち葉」になります。
最初は背丈も低いです。地中では蓮根のもとになる地下茎がぐいぐいと伸びていき、だんだんと新しい立葉が横へ横へと広がります。
6月半ば以降~ 蓮の花が咲き始める!

葉っぱがある程度広がってくると、葉っぱのすぐ横から「花芽」が伸びてきます。数日もするとこの小さな花芽は葉っぱを追い越すくらい大きくなり、ついに蓮の花が咲きます!6月末にはかなりの数のお花が咲き始めます。蓮の花は、7月~8月頭にかけてたくさん咲き誇ります。私たちの育てている蓮根のお花は、基本的には白色なのですが、咲き始めは爪紅のような感じで、うっすらと花びらのまわりがピンク色をしています。ふんわりと開くうすいピンクがかった蓮の花はほんとうにかわいらしく、見ていて飽きません。

とっても美しい蓮の花。お花の中を覗くと、ふんわりと高貴な蓮の香りがします。これはなかなか言葉で伝えるのが難しいっ!
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