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蓮根田んぼの雑草

田んぼに生える雑草まめ知識

蓮根が生育する田んぼの中は、いろいろな「雑草」がたくさん生えてしまいます!こまめに見回って取るのですが、雑草たちの生命力たるや感心します!今回は、蓮根の生育期間中に草取りで悩まされる雑草たちを紹介します。

田んぼの中でも特に強い雑草3種

田んぼの雑草と呼ばれる植物の中でも、特に生命力が強いのは①コナギ(写真一枚目)、②ホタルイ (二枚目)、そして③キシュウスズメノヒエ(写真三枚目)。どれも繁殖力が強く、取ってもすぐに復活します。

田んぼの雑草(コナギ、ホタルイ、キシュウスズメノヒエ)

蓮根の栽培には除草剤は一切使わないので、手で一つ一つ草取りするか(これが超大変‼)、水中用の草刈り機で刈って草の密度を減らすしかありません。畦の草も、基本的には草刈り機で刈りますが、キシュウスズメノヒエは地面に這いつくばっているので、どうしてもカマで刈り取るしかないです。地面にしっかりと張り付いている上に、水中にも広がってしまうので、取るのはなかなかの大仕事。このように、除草剤に頼らない栽培は、たくましい雑草達との知恵くらべです。いかに彼らのことを知り、先に対処するかが勝負になります。そんな中で考えるのが、「雑草」目線の生存戦略です。例えばコナギは①空気が少ないところ=水田などでよく発芽し、②稲藁などの有機物がちゃんと分解しきっていない場合によく成長する 等の特徴があるようです。まさに、稲作とともに彼らも生息範囲を増やしているのです。彼らの特徴を理解することでただ「除草」するのではなく、対策を考え、先回りして対処できるようになります。

草刈りにも技あり

畦に生えるクローバーたち

田んぼの畦の草をすべて同じように刈っているかというと、実はそうではありません。上の写真のように、クローバーは刈りすぎないように工夫しています。クローバーは繁茂しても、比較的背丈が低く邪魔にならない上に、他の草の繁殖を抑えてくれます。しかもクローバーは「アブラムシ」の天敵であるてんとう虫の住みかになります。畦草刈りをするときは、クローバーだけ残し(あまりに背丈が高い場合は上だけ刈ります)てんとう虫を増やすように些細な工夫をしております。このように、蓮根の生育を見守りつつ、草を抑え、虫対策をしている地味(だけど大切)な時期ですが、毎年少しずつ試行錯誤を重ねています。

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