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蓮の花

蓮の花の水揚げ方法 研究中!

田島蓮園では、蓮根だけでなく観賞用の蓮の花を出荷しております!例年、7月10日頃に関東方面に「新盆」のお供え用の蓮の花を出荷し、7月末頃から8月10日頃にかけては関西方面へほとんどの蓮の花を出荷します。というのも、関西ではお盆のお墓のお供えに蓮の花をお供えすることが主流だからです。出荷するときは、つぼみの状態で結束してお届けしています。

生け花の世界では、蓮の花はとても格式高い花である一方で、扱いの難しさ、繊細さを要求されることから難易度が高いといわれます。

蓮は水揚げがとっても難しい!

難易度の高い理由の一番が、「水揚げ」の難しさです。水揚げというのは、切り花の状態になった花が切り口から水を吸い上げることです。

蓮の花は、切ってしまうと水を自力で吸い上げることが非常に難しいです。切り口を見ていただくとわかるように、蓮の茎は蓮根の断面と同じようにたくさんの穴が開いています。そのため、空気が入りやすく、うまく水を吸えないのです。そのうえ、蓮は田んぼや池など、たっぷり水がある環境で育ちます。多くの水を必要とする一方で、切ってしまうと水揚げができない、という繊細さ…。そのため、長持ちさせるには茎の中に水を注入する必要があります。そこで、今回は、蓮の花の水揚げ方法についてご紹介いたします。

1 蓮の水揚げに必要なもの

生け花用の水揚げ専用ポンプを使って水揚げするのが一番簡単なのですが、なかなか普通のご家庭では持っていないですよね…。ほかに、水鉄砲やホースで注入する方法もよく見かけるのですが、マンションにお住まいだったりするとなかなか難しいですよね…。

そこで考え付いたのが、シャンプーの空きボトル!!!

どこの家庭にあるもので、簡単に水揚げができないか?と家の中を探していたら見つけました。適度な注入口の細さ、注入するときの水圧、すべて水揚げにぴったりだなあと思いました。

2 いざ、水揚げ!

水揚げ処理をするときは、蓮を逆さに持ちます。水揚げポンプもしくはシャンプーボトルの中に水をたっぷり入れた後、茎に注入口をあてて、押し込むように水をたっぷり入れます。蓮はたくさんの水を必要とするので、たっぷり入れてOKです!!

3 意外と大事! 水切り

水揚げできたら、茎を適度な長さに切ります。切り花全般に言えますが、切るときは必ず、水中で切る「水切り」をしたほうが良いです。水を貯めたボウルなどを使い、切り口を水の中に入れてスパッと切ってください。

このように、少々手間ではありますが生ける前に水揚げを行うと、美しい蓮の花を少しでも長く観賞することができます。できれば、毎日水揚げをこまめにすると、より長持ちします。また、水に浸かっている間に切り口から腐敗していくのを防ぐため、水を取り替える際には水切りをしたほうが良いですよ。

開花させるのは難しい…けれど、咲く可能性も!!

このように水揚げ処理を行うと、日持ちのしない蓮の花ですが多少長持ちします。ただ、なかなか蕾の状態で切ってしまったお花は開花させることが難しいといわれています…。難易度が高いですが、しっかりと水揚げを行っていると咲く可能性もあります。

私も上記の方法で水揚げをしっかりと毎日行った結果、なんと2日目に咲きました!!!朝起きると、花瓶にさした蓮の蕾が、満開で美しく咲いていたのです♪とっても感動し、写真を撮影しました。

私たちの栽培している蓮の花は、八重咲きの紅い蓮。蕾の状態も可愛いのですが、咲くととてもゴージャスで美しいのです。田んぼに行かないとなかなか開花した蓮の花をお楽しみいただくことは難しいのですが、少しでも開花した蓮をお楽しみいただけるよう、今後も研究を重ねていきたいと思います。

期間限定にはなりますが、蓮の花(切り花)を販売しております!もし生け花やお供えなどで新鮮な蓮の花が欲しい!という方はぜひ、下記をチェックしてみてくださいね。どうぞ、宜しくお願いいたします。

2020年7月~ ポケットマルシェにて蓮の花を販売中です!

蓮の花の販売開始

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