見る人を癒す、美しい蓮の花。
田んぼで見るのも美しいけど、コロナの影響もあってなかなか見学会を開催するわけにもいかない…というわけで、今年初の試みとして始めたのが、蓮の花のインターネット販売でした。
蓮の花は日持ちがしないし、お盆にお墓にお供えするためのお花…というイメージが強かったので、果たして売れるのか心配でしたが、いざ販売を始めてみると大きな反響があり、大変驚きました。
お届けしたお客様から、感謝のお手紙や、お家に飾るなどして楽しんでいただいた写真を数多くいただけて、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
新しい発見!蓮の花の楽しみ方
もともと、「蓮ブランド」として、蓮根だけでない「蓮」の魅力をお伝えしていくために始めた蓮の花の栽培。ですが販売していく中で、むしろ私たちのほうこそ蓮の魅力や楽しみ方をお客様に教えていただくことができました。
※参考:前回の記事で蓮の花の栽培を始めたきっかけを書いています。
そんなわけで、今回は、お客様に教えていただいた、蓮の花の新しい楽しみ方をご紹介します!
①お家で開花を楽しむ
蓮の花が開花したところを見たい!というお客様が多かったので、ご自宅でもできる水揚げの方法を研究。多くの方から、お家でも蓮の花が咲いたところが見られた!と嬉しい声が届きました。蓮は蕾を楽しむというイメージでしたが、開花させることそのものを楽しむ!というのは新しい発見でした。
②蓮の花のドライフラワー
蓮の花は切り花になると日持ちしないのですが、開きかけてきた蓮の花をそのままシリカゲルを使ってドライにすることで、インテリアにもぴったりなドライフラワーになりました。
③蓮の花のフラワーアレンジメント
蓮の花の「お供え」のイメージを覆す、とてもキレイで気品のあるフラワーアレンジ。蕾だった花が、だんだん咲き始めて最後には開花したとのこと!お花の生命を感じることのできる、とても素敵なアレンジですね。
④蓮の花のカンボジア風?花びらアレンジ
カンボジアやベトナムなど、東南アジアでは、蓮の花びらを折りたたんで、かわいいアレンジをして楽しむそう。折り方を教えていただき、とっても可愛らしい姿になりました!来年は蓮の花びらのアレンジや、それを使った飾り方等のワークショップ等も企画していきたいと思います。
来年の蓮の花も、乞うご期待!
このように、様々な方法で蓮の花を楽しんでいただきました!他にも、インドやベトナム出身の方からもご注文いただき、「故郷を思いだすことができた」と、とても喜んでいただきました。
今年の蓮の花シーズンは終了してしまいましたが、新しい発見がたくさんありました。蓮の楽しみ方はまだまだ未開拓!これからも募集中&研究していきますので、来年はもっといろいろな取り組みができたらいいなと思っています。
田島蓮園は、「蓮ブランド」に向けて、これからも蓮を通して新しい挑戦をしていきたいと思います。お花の季節も終わり、今は蓮根の収穫が始まって忙しい時期に突入しました!これからは蓮根についての記事も投稿していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。