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愛蓮紅

奥深き、蓮の品種!

蓮の花にもいろいろな種類があることをご存知でしょうか?
また、蓮根を食べるときに、美しい蓮の花を想像できる人は、きっと少ないのでは?と思っています。

蓮の品種の違い

蓮の花は交配しやすいことから、たくさんの品種があり、その数1000種を越えると言われています。それぞれの品種の特徴はいろいろな要素がかけ合わさっていますが、主に下記のような違いがあります。

花びらの数
八重咲きのもの(花びらが50枚以上)と、半八重のもの(花びらが25~30枚)一重咲きのもの(花びらが25枚以下)で分けられます。
花の色
白、紅、黄色の3種類ですが、色がグラデーションになっているものも多いです。蓮は、もともとアジア系の品種は紅と白が基本ですが、アメリカ系の品種は黄色っぽい色もあります。
花の大きさ
手のひら以下のサイズから、顔の大きさくらいまで大きくなるものなど、様々です。お花の直径が26cm以上を大型種、15~26cmを中型種、10~15cmを小型種、9cm以下のものは碗蓮というように分類されます。
花芽の数
咲く花の数にも大きな違いがあります。一般的に、蓮根を食べる品種の蓮の花はたくさん咲かず、観賞用の蓮の花はたくさん花芽がつきます。
蓮根
蓮根が食用できるかどうか、味の違い、収量の違いなどかなり大きく異なります。なお、観賞用の蓮にも蓮根はできますが、おいしく食べられるかどうかはそれぞれ品種によって異なります。

このように、一口に「蓮」といっても、かなり大きな違いがあります。面白いですよね。

蓮の品種ご紹介

田島蓮園で育てている蓮や、愛知県愛西市の「立田ふれあいの里」で見ることのできる蓮をご紹介いたします。

ロータスホワイト

蓮根がとってもおいしい蓮の品種です。私たちの蓮園で育てています。
お花は白色ですが、咲き始めはほんのりと花びらのふちが桃色になり、開花後3日くらいすると白色だけになります。お花の大きさは20~30cm程度と、大きい部類です。お花の数は観賞用の蓮に比べて少ないです。大変香りが素晴らしく、蓮花茶の材料としてお客様が買いに来るときはいつもこのお花をお分けしています。

早尾紅蓮

出荷用として、田んぼで育てている観賞用の品種です。主に関西向けに、お盆のお供え用や生け花用として出荷しています。濃い紅色が特徴で、お花の大きさは小型。手のひらサイズです。花びらは八重でとてもゴージャス。花芽の数がとても多く、7月にもなると辺り一面に花が咲きます。

葵花向陽(ひまわり)

現在、鉢植えで育てています。蕾はとても小さく、ふっくらしており、花びらもふんわりとしていて柔らかい雰囲気です。花びらのふちが桃色にほんのりと色づいていてとても可愛らしい蓮です。

愛蓮紅

現在、鉢植えで育てています。主に観賞用の蓮。濃い紅色が美しく、一重咲きで凛々しい蓮の花が咲きます。アジアンビューティーな雰囲気が好きなのでお気に入りです。

揚州椀蓮

現在、鉢植えで育てています。サイズは小型で、白くて八重の花びらが特徴。咲くとまるで白いバラのような気品があります。

クリスタルビューティー

現在、鉢植えで育てています。サイズは小型。ほんのりと黄色(黄緑)っぽい白色で、一重咲きの花が咲きます。名前の通り、透明感のある蓮の花です。

ミセススローカム

アメリカ原産。スローカムさんという方が育種した品種で、「ミセススローカム」というのはスローカムさんの奥様という意味です。とても大きくて立派なお花が咲きます。咲き始めは、外側の花びらにわずかに黄緑っぽく、内側の花びらはほんのり黄色っぽい白色とピンク色のグラデーションになります。白、赤、黄色すべてが絶妙に混ざりあった可憐なお花は、見ているだけで気品を感じます。葉っぱよりもお花が一番背が高くなるので、とてもお花が目立ち、美しいです。「立田ふれあいの里」の花はす観賞田でご覧いただけます。

お気に入りの蓮を見つけよう!

このように、たくさんの品種がある蓮。一口に蓮といっても、お花や蓮根には多様性があります。あなたも、お気に入りの蓮を見つけてみては??
今後、私たちもいろいろな蓮を栽培してみたいと思っていますので、随時ご紹介いたします~!

参考文献:高畑公紀(2018)『五感で楽しむ蓮図鑑』

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