パリッとサクサクなレンコンチップス。みんな大好きですよね！田島蓮園メンバーもみんなレンコンチップスが大好き！しかしながら、お客様とお話ししてよく相談されるのは「レンコンチップスは難しくて家では上手に揚げられない……」というお声。
そのため、レンコン農家として、レンコンチップスをもっと皆様に楽しんでいただきたい！という想いから、さまざまな実験をして揚げ方や味つけを研究してきました。今回は、家庭でも美味しくレンコンチップスを楽しんでいただく方法をご紹介いたします！
栄養たっぷり＆ヘルシーなレンコンチップスの秘密
揚げ方の説明の前に、レンコンチップスがポテトチップス等の他のスナック菓子よりもヘルシーな理由を解説します！レンコンがヘルシーな理由は、血糖値の上がりやすさを意味するGI値の違いによります。
一般に、GI値が高い食品ほど食後の血糖値が上がりやすく、インスリンが多く分泌されるため糖尿病などのリスクが高まります。ポテトチップスの美味しいジャガイモはGI値は70以上の高さがあります。しかし、レンコンはGI値が38とジャガイモの約半分！糖質は高いですが、血糖値が上がりにくい食材と言えます。
また、レンコンはビタミンCが豊富で抗酸化力も高く、加熱しても壊れないため、レンコンチップスに料理してもしっかり栄養が取れます。さらに食物繊維も豊富で、腸内環境を整えるほか、血糖値の上昇を抑える効果もあります。以上の理由から、レンコンチップスはとてもヘルシーなおやつだとおすすめできます！
美味しい揚げ方のコツ①スライスした後、さっと水にさらす。
さっそく美味しい揚げ方をご説明していきます。まず、レンコンの泥を洗い、スライサーや包丁等でレンコンを皮ごと1mm程度の薄い輪切りにします。皮は剥かずにそのまま薄くスライスすると、皮の旨味も一緒に楽しめて栄養も逃がさず取れるのでおすすめです。
その後、ボウルなどに水を入れ、スライスしたレンコンを水にさらします。ここがひとつめのポイント！水にさらす理由は、レンコンのデンプンを流すためです。デンプンがのり化するのを防ぎ、レンコン同士がくっついたりべちゃっと揚がることを防ぎます。その後、レンコンの表面のぬめりを軽く取るようにしてから水を捨て、キッチンペーパー等で水気をふき取ります。
美味しい揚げ方のコツ②低温の油でじっくり揚げる
いよいよ油で揚げていきます。油を節約したいという方でも大丈夫！フライパンなどに高さ1㎝くらいの油を入れれば十分レンコンチップスを揚げることが可能です。また、他の揚げ物を作る前にレンコンチップスを揚げても、油が汚れないのでおすすめです。
油の温度は、高すぎない160℃～170℃程度にします。菜箸を入れたときに細かい泡が出るくらいが目安になります。あまり温度が高すぎると焦げてしまうので、弱火～中火にして温度を維持するようにします。
油の準備ができたらスライスしたレンコンを一枚ずつ油に入れていきます。一気に入れてしまうとレンコンがくっついてしまうので、パパっと一枚ずつ入れていきましょう。
最初、レンコンから水分が出てシュワシュワと細かい泡が出てきます。3～4分くらいしてレンコンの水分が抜けてくると泡が出なくなり、だんだん明るい茶色に色づいていきます。このとき、完全に茶色に色づいてしまうと焦げはじめているサイン！そのため、レンコンが薄い茶色に色づきはじめたくらいで油から取り出し、キッチンペーパーの上にのせます。このとき、十分に油を切って取り出すと、油がベタベタすることを抑えることができます。レンコンの色づき具合にムラがある場合は、揚がったものから順次少しずつ油から取り出していきましょう。
おすすめのレンコンチップス「味変」方法
美味しくレンコンチップスが揚がったら、最後は味付けです。シンプルに塩だけで味付けしてももちろん美味しいですよ！とまらない美味しさ間違いなし！
他にも、田島蓮園おすすめの味付けは、ズバリ青のり風味！揚げたてのレンコンチップスに塩と青のりをかければ、美味しいのり塩味になりますよ。青のりはビタミンやミネラルも豊富なのでレンコンチップスと一緒に食べるとより栄養もUPします！
お酒のおつまみにおすすめなのは、黒こしょう味です！揚げたてレンコンチップスに、塩と黒こしょうをガリガリと挽いて味付けします。黒こしょうの風味がビールにもぴったりです！
いかがでしたでしょうか。ぜひ、ご家庭でも美味しいレンコンチップスを作ってみてくださいね。
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